リフォームを学ぶ

中古一戸建てをリフォームするときの注意点

中古一戸建てをリフォームするときの注意点 一戸建ての中古住宅をリフォームするときは、いくつか気をつけなければならない点があります。
その一つは、もともとの住宅の造りをよく確認することです。
例えば、中古住宅としてたまたま購入したその住宅が従来工法ではなくツーバイフォー工法の場合、簡単にリフォームすることができない可能性があります。
壁紙の変更やフローリングの交換などをであればすることができますが、間取りの変更などは制限がかかってしまいます。
なぜなら、ツーバイフォー工法は、柱と壁の両方で建物を支えているため、柱と壁を一部取り外すことで住宅の耐震性が弱くなってしまう可能性があるからです。
もし、耐震性が弱くなってしまうと、大きな地震が来た時に倒壊してしまう恐れが強くなります。
ツーバイフォー工法の住宅の特徴は、見た目が西洋風の住宅であることです。
例えば輸入住宅などはツーバイフォー工法で建築されているため、外側から見ただけでわかりやすいでしょう。

リフォーム前に見積もりを立ててもらいましょう

リフォーム前に見積もりを立ててもらいましょう リフォームは施工内容によって費用が大きく変わりますが、規模によっては大きな金額を支払うことになります。
そのため見積もりはきちんとチェックし、疑問点があれば納得するまで説明を求めることが重要です。
リフォームを満足できる仕上がりにするためには、見積もり前の下準備も大切になります。
必要な部分とそうでない部分をしっかり把握し、見積もり内容を理解できるように知識を得ておきましょう。
専門の書籍やカタログ、ショールームの見学や説明会への参加もおすすめです。
リフォームに関するトラブルに、施工されると考えていた箇所が施工されなかった、という事例が多く見られます。
施工前に希望が正しく伝わっているか確認するためにも、わかりにくいと感じた部分は業者に直接説明してもらいましょう。
現地調査の際に希望する箇所を細かく伝えておくのもトラブル回避に有効です。
費用も二重計上や想定より高めに請求されている部分がないか、合計金額の計算が合っているかなど、慎重な確認が必要です。